ガレリアZVは15万円~20万円のゲーミングPCをお探しの方にぴったりのモデルです。
手の届きやすい価格帯でありながら「Core i7-9700K」&「GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載!
今回は大手BTOメーカーのドスパラが発売しているガレリアZVについて解説します。
「どの程度のスペックなのか?」「他メーカーの同価格帯PCと比較してコスパは良いのか?」もあわせてお伝えします。
↓ガレリアは 2020 7/10より新しいモデルに変更になりました↓
ガレリアZVのスペック
まずはガレリアZVのスペックを表にまとめました。
価格 | 159,980円(税別) |
CPU | Core i7-9700K |
グラフィックス | GeForce RTX 2060 SUPER 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 512GB NVMe SSD / 2TB HDD |
光学ドライブ | なし |
CPUファン | 静音パックまんぞくコース |
CPUグリス | ノーマルグリス |
電源 | 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
ガレリアZVは予算を抑えつつ、そこそこスペックの高いゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
20万円~25万円の商品と比較すると「超高性能」ではありませんが、オンラインゲームを快適にプレイするためのパーツがそろっています。
さっそく、次の項目で「どの程度オンラインゲームに対応しているのか?」チェックしていきましょう。
ゲームタイトル対応表
ガレリアZVは上記のオンラインゲームを144fpsでプレイできます。
「せっかくゲーミングPCを購入したのにスペックが足りない!」なんて状況に陥る心配は無用!
とくに人気のあるVALORANTは、240fpsでも快適に楽しめる点も魅力です。
各ゲーム会社が公表しているゲーム推奨スペック(OS,CPU,グラフィックス,メモリなど)を満たしているかどうかをチェックしています。
つづいて、ガレリアZVに搭載されているパーツごとに「どの程度の性能なのか?」解説していきます。
ガレリアZV:CPU
ガレリアZVに搭載されているのは「Core i7-9700K」です。
【インテルCPUの性能】
型番 | コア数(スレッド数) | 定格クロック(TDP) | 性能目安 |
Core i9-10900K | 10(20) | 3.70GHz(125W) | 4820 |
Core i9-9900K | 8(16) | 3.60GHz(95W) | 3770 |
Core i9-9900 | 8(16) | 3.10GHz(65W) | 3450 |
Core i7-10700K | 8(16) | 3.80GHz(125W) | 3960 |
Core i7-10700 | 8(16) | 2.90GHz(65W) | 3500 |
Core i7-9700K | 8(8) | 3.60GHz(95W) | 2930 |
Core i7-9700 | 8(8) | 3.00GHz(65W) | 2740 |
Core i5-10400 | 6(12) | 2.90GHz(65W) | 2620 |
Core i5-9400 | 6(6) | 2.90GHz(65W) | 1910 |
Core i3-9100 | 4(4) | 3.60GHz(65W) | 1350 |
【参照】ドスパラ「Intel CPU性能比較」
目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。
【インテルCPUの性能比較】
「Core i7-9700K」は最上位スペックではないものの、そこそこの性能とコストパフォーマンスの良さを両立させたCPUです。
ほとんどのオンラインゲーム推奨CPUスペックを満たしているため、スペック不足に陥る心配がなく、なおかつ手の届きやすい価格帯。
そのため、限られた予算のなかでゲーミングパソコンを購入したい方の強い味方と言えるでしょう。
ガレリアZV:グラフィックス
ガレリアZVのグラフィックスは「GeForce RTX 2060 SUPER」です。
【GeForceシリーズの性能】
名称 | クラス | 性能目安 |
RTX2080Ti | ハイエンド | 1270 |
RTX2080 SUPER | 1084 | |
RTX2070 SUPER | ミドルクラス | 993 |
RTX2060 SUPER | 837 | |
GTX1660 SUPER | 621 | |
GTX1660 | 546 | |
GTX1060 | 410 | |
GTX1650 SUPER | ローエンド | 478 |
GTX1650 | 366 | |
GT1030 | 75 |
【参照】ドスパラ公式サイト「比較対象GPU一覧」
目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。
【GeForceシリーズの性能比較】
GeForceシリーズのグラフィックボードは「RTXシリーズ」と「GTXシリーズ」のふたつにわかれます。
「RTXシリーズ」の方が性能が高く、「GTXシリーズ」はコスト面重視の人におすすめです。
ガレリアZVに搭載されているのは「GeForce RTX 2060 SUPER」なので、スペックもそこそこ良し。
グラフを見ると「RTX2070」や「RTX2080」と比べると性能は落ちるものの、「GTXシリーズ」よりも数値が高いことがわかります。
「GeForce RTX 2060 SUPER」は「RTXシリーズ」にこだわりつつ、なるべくお金を掛けたくない方向きのグラフィックスと言えるでしょう。
ガレリアZV:ストレージ
ガレリアZVのストレージは「512GB NVMe SSD / 2TB HDD」です。
基本的には標準モデルのままでも問題ありません。
ただし、複数のオンラインゲームで遊びたい場合や、容量の大きな動画を多数保存したい場合はグレードアップを検討すると良いかもしれません。
参考までに人気オンラインゲームの必要容量の目安をまとめました。
FF14 | 60GB以上の空き容量 |
VALORANT | 22GB以上の空き容量 |
Fortnite | 20GB以上の空き容量 |
APEXLEGEND | 22GB以上の空き容量 |
RAINBOWSIX SIEGE | 61GB以上の空き容量 |
ただし、オンラインゲームはアップデートにより必要容量が増える可能性があるので注意が必要です。
ガレリアZV:電源
ガレリアZVの電源は「650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)」です。
メーカー名の記載はありませんが、「80PLUS認証」の電源を使用しています。
(80PLUS認証とは⇒パソコンで使用する電源に変換するときの変換効率が80%以上)
下記に「80PLUS認証」のランクについてまとめました。
STANDARD |
BRONZE |
SILVER |
GOLD |
PLATINUM |
TITANIUM |
「STANDARD」⇒「TITANIUM」の順番で上のランクです。
ガレリアZVに搭載しているのは「BRONZE」なので、上位スペックではありません。
「メーカー名不明&BRONZE」電源は避ける方もいらっしゃいますが「80PLUS認証」であることは確実なので、大きな問題になることはないでしょう。
「予算に余裕がある&カスタマイズが可能」であればグレードアップするのもアリです。
ガレリアZVのデザイン
つづいてガレリアZVのデザインを見ていきましょう。
ガレリアZVのデザイン&内部構造
ガレリアZVのケースは「GALLERIA専用KTケース」です。
公式サイトには「鋭さと力強さを併せ持つデザイン」と記載がありますが、ひと言でお伝えするならとってもシンプル。
「ダサい」と感じる方がいる一方で、「無駄がない」と好印象を抱く方もいらっしゃいます。
- エアフロ―にすぐれている
- ハイエンド構成にも対応可能
ガレリアのケースに共通する魅力のひとつがエアフロ―にすぐれていることです。
ケース内に大きな空気の流れをつくりだし、熱だまりの発生を防ぐ構造になっています。
さらに、サイドパネルにはCPUやグラフィックボードを冷やすための追加ファンを搭載できるスペースも完備。
熱を発しやすいハイエンド構成にも対応可能です。
ガレリアZVの大きさ&重量
ガレリア専用KTケース(ATX) | |
大きさ | 207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ) mm |
重量 | 約13.9㎏ |
ガレリアZVのサイズはかなり大きめ。
学校や職場にあるデスクトップパソコンをイメージしていると驚いてしまうかもしれません。
スペースが必要となるため、人によっては大きさがガレリアZVのデメリットになる模様です。
設置できる場所が限られている方は、あらかじめメジャーを使いスペースを確保しておくことをおすすめします。
他モデルとの価格比較
ドスパラのガレリアZVを他メーカーの同価格帯モデルと比較してみました。
今回はマウスコンピューターのゲーミングPC「G-Tune EM-B」を比較対象としてピックアップしました。
ガレリアZV | G-Tune EM-B | |
価格 | 159,980円(税別) | 159,080円(税別) |
CPU | Core i7-9700K | インテル i7-9700 |
グラフィックス | GeForce RTX 2060 SUPER 8GB | NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | 16GB メモリ [ 8GB×2 ( PC4-19200 / DDR4-2400 ) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD / 2TB HDD | 512GB SSD ( M.2 SATA3 接続 ) |
光学ドライブ | なし | なし |
CPUファン | 静音パックまんぞくコース | 標準CPUクーラー |
CPUグリス | ノーマルグリス | 標準CPUグリス |
電源 | 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) | 700W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE ) |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
「ガレリアZV」と「G-Tune EM-B」は価格帯はほぼ同じですが、大きな違いとしてはCPUとストレージ容量が挙げられます。
どちらもガレリアZVの方がスペックが上です。
ちなみに現段階で「G-Tune EM-B」のCPUはグレードアップは不可。
また、HDDをガレリアZVと同じ2TBに増やすと、+7,800円がかかってしまいます。
電源に関しては「G-Tune EM-B」の方がワット数が大きいものの、CPUとストレージ容量を踏まえるとガレリアZVの方がコスパが良いと言えるでしょう。
ガレリアZVは料金&スペック両立モデル
ガレリアZVはカスタマイズをしても20万円以内に収まるパターンが多く、予算に限りがある方にもおすすめのモデルです。
もちろん、人気オンラインゲームの推奨スペックも満たしています。
他メーカーの同価格帯ゲーミングPCと比較してもコスパが良さげな点も魅力です。
少しでも興味のある方は、ぜひドスパラ公式サイトをで詳細をチェックしてくださいね。
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